顎関節症は20代から40代の女性に多く、主な症状として、「あごの痛み」「口がうまく開けられない」「あごを動かすと音がする」といった症状が挙げられます。
長い間放置すると、関節の位置が変わってしまい、筋肉が上手く使われないため、「顔が凝る」「頬が垂れる」「法令線が深くなる」といった症状が出てくるのです。

前述した顎関節症の原因として、歯を食いしばってしまうことが最も大きな要因と言われています。
仕事の際などの集中している時に無意識に行っていたり、寝ている間に起こっていることもあります。寝ている間の歯ぎしりにも、音がたたないものあります。

顎関節症がなかなか治らない方や、エラが張っていて治したい方におすすめなのが、ボツリヌス注射です。
エラ部分にある咬筋にボツリヌスを打つことで、筋肉の力を弱めることができるので、歯を食いしばってしまうのを防ぐことができたり、咬筋が小さくなる効果もあるため、小顔効果もあるのです。

まずは、カウンセリングから行います。その後、注射を行いますが、エラ部分に直接行うので、注入部に表面麻酔をさせていただいております。
そのため注入時のお痛みはほとんどございません。注射針も歯科治療時と同様に大変細い針を使用しますので、針跡がほとんど残らず、術直後にお化粧をしていただくこともできます。

歯ぎしりの治療は、保険適用内で実施することができますが、治療法が限られており、一般的にはマウスピースの作成などによって治療を行います。
ボツリヌスによる顎関節症の治療はあくまでも自由診療として実施されますので、ご注意ください。

ボツリヌス注射 料金